ブログの電子書籍化。電書はてなブログがKindleから配信されたのでフィードバックしてみる
はじめに
ブログを電子書籍にしたらどのくらい楽しいだろう? という実験をしてみることにしました。『電書はてなブログ 準備号』配信中です - 週刊はてなブログ
買ったのでフィードバックしてみる。
試みはすごく面白い。
しかしだ。元々無料で公開されてるんだからこうする人が現れる。
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そしてリンク元が消されない限り8月19日以降も見ることができる。
※この電子書籍は1ヶ月間限定配信予定
よかった点
・どうせ人気エントリーから選んだだけだろーって思ってたら、見たことない記事が多かった。少ないのははてブが1つしかついてないのも。
きちんとはてなブログ全体を見通して本当に面白い記事だけを選んだんだなと感じ好感がもてる。
・縦書のフォーマットで読むのが新鮮だ。長文のエントリーはこのほうがあってるんじゃないかってぐらいすーっと読めた。これだけで有料でも買う人はいるだろう。ブログを本にする新しい試みへの意気込みが伝わってくる。
・電子書籍化されたというのがブロガーにとっての箔になる。他ブログで小説を書いてる人は今すぐはてなブログにしたほうがいいんじゃなかろうか。そういう個人出版への土台を敷いてくれてるんだから乗っかるべきだと思う。
悪かった点
・よかった点で文章が読みやすいと言ったが逆に画像は見にくい。具体的に言うと画像1枚で1ページ使ってる。これは読む上でテンポが非常に悪い。どうにかならないものか。
・180円という値段分の価値があるかどうかは買う人次第な訳だけど、こうやって無料で見れるんだから付加価値が欲しかった。
このエントリーを書いた時のブログ主の裏話とかあとがきとかあるんじゃないかと期待したけどそういうものはなかった。
・記事の作者への利益の還元などについて言及がなかった。元記事の作者に対してロイヤリティーが発生するのならお布施的な意味で買う人もいるだろう。
・こうやって電子書籍にまとめられた記事をまとめる人に対してどうするんだろうか?
・内容が薄い。この倍あったら買う人は増えると思う。
というのも、目次をググるだけで内容が見れてしまうわけだからそれをエバーノートでもPocketでも突っ込んで読めばそれで済む話しだからだ。
じゃあそれをすることも面倒なほどエントリーが沢山あればどうする?Kindleという読みやすい媒体がこれで生きてくる。ページを1つめくるだけでオムニバス形式にまとまったページを読むことができる。
これならわざわざリンクを辿るのがめんどくさいと感じる人が買うだろう。
おわりに
悪かった点のほうが多かったですが、ブログが本になるってのはブロガーにとってゴールの1つでもあります。
今回はアンソロジー形式だったのでアレな部分もありますが、あくまで実験段階ですからね。
実験段階だからこそ無料で配信して欲しかったってのもあります。Kindleでブログ記事を読む感覚をもっと多くのユーザーに体験して欲しいので。
※問題があれば記事へのリンクは削除します。